墨田区に住んでいるなら、2026年度も受け取れる補助金がある。
電気自動車をお持ちならV2H(ビークル・トゥ・ホーム)に最大40万円。 分譲マンションの断熱改修をお考えなら管理組合で最大50万円。 昭和56年以前に建てられた木造建築物にお住まいなら 防火・耐震改修工事に最大100万円が墨田区から直接助成される。 太陽光発電・蓄電池・宅配ボックスまで、 11種類の設備が1枚のパンフレットでカバーされる。
ℹ️ 本記事の助成額・要件はすべて墨田区公式PDFパンフレット (2026年4月1日版)を直接確認した一次情報です。
⚠️ 悪徳業者・なりすまし詐欺にご注意ください(墨田区公式が警告)
墨田区の公式ページに明記されています: 「墨田区からの依頼で助成制度の周知をしているかのように誤解を与えたり、 区の助成金がもうすぐ無くなるので、とにかく急いで契約をした方がいいといったような 営業活動が行われた事例があります。区では制度の周知を民間事業者に依頼することはありません。 特に契約を急がせるような事業者にはご注意ください。 見積りは複数の事業者に依頼することをお勧めします。」
⚠️ 全制度共通の最重要ルール:工事着工前(7営業日以上前)に申請が必須
墨田区の地球温暖化防止設備導入助成は 「必ず着工前に申請してください。足場設置等着工した場合は、受付できません」 と公式に明記されています。 防火・耐震化改修助成も同様に「工事契約後や工事着手後の受付はできません」です。 見積もりが取れた段階で、すぐに申請手続きを開始してください。
2026年度 墨田区の3大補助金・助成金 早見表
※全情報、墨田区公式PDF(令和8年度版・2026年4月1日版)で直接確認済み
| 制度名 | 最大助成額 | 対象者 | 申請方法 |
|---|---|---|---|
|
地球温暖化防止設備導入助成 (11種類の設備が対象) |
V2H:40万円 断熱(分譲):50万円 太陽光:20万円 充電設備:7.5万円/1基 |
区内建物の所有者 (個人・管理組合・ 中小企業者等) |
着工前(7営業日以上前)に 窓口持参で申請必須 郵送不可 |
| 防火・耐震化改修促進助成 | 100万円 (工事費内・上限) |
旧耐震の老朽木造建築物 (特定区域内)の所有者 |
事前相談が必要 |
| 次世代自動車購入助成 |
EV・PHV・FCV: 詳細はパンフレット参照 |
区民で次世代自動車を 購入した方 |
購入後に電子申請(事後申請) |
制度①:地球温暖化防止設備導入助成制度(令和8年度)
墨田区で最も幅広い省エネ・再エネ設備を対象とする助成制度です。 11種類の設備を1つの申請制度でカバーしており、 複数の設備を同一年度内に申請することもできます。 令和8年度の申請受付期間は 令和8年4月1日〜令和9年2月26日です。 ただし予算額に達した段階で受付終了となります。
この制度の最大の特徴は V2H(ビークル・トゥ・ホーム)の助成が最大40万円という点です。 他の多くの区にはほぼ存在しない高額助成で、 電気自動車を「走る蓄電池」として住宅電力に活用するシステムの導入を 強力に後押しします。
①対象確認申請書・工事変更届・工事完了届・請求書の様式が変更 になりました。令和7年度以前の様式は使用できません。 必ず区公式ページから令和8年度版の様式をダウンロードしてください。
②対象者・要件・提出書類等が一部変更されています。 詳細はパンフレット(PDF)の最新版を必ず確認してください。
全11種類の助成対象設備と助成額(令和8年度公式PDF確認済み)
| 設備の種類 | 助成金の計算方法 | 上限額(戸建・事業所) | 上限額(分譲マンション管理組合) |
|---|---|---|---|
| ビークル・トゥ・ホーム(V2H) 最大40万円 | 製品費用の1/4 | 40万円 | 対象外※ |
| 建築物断熱改修(断熱材) ※既築のみ | 工事費用の10% | 15万円 | 50万円 |
| 建築物断熱改修(窓ガラス) ※既築のみ | 工事費用の10% | 15万円 | 50万円 |
| 太陽光発電システム | 「1kWあたり5万円×kW数」と「工事費用」のいずれか低い方 | 20万円 | 20万円 |
| 充電設備 | 工事費用の4/5 | 7万5千円/1基 | 7万5千円×2基まで |
| 遮熱塗装 ※既築のみ | 工事費用の10% | 15万円 | 30万円 |
| 直管型LED照明器具 ※既築・住宅のみ | 工事費用の1/2 | 3万円 | 15万円 |
| 燃料電池発電給湯器(エネファーム) | 工事費用の10% | 5万円 | 5万円 |
| 家庭用蓄電システム | 工事費用の10% | 5万円 | 5万円 |
| 住宅エネルギー管理システム(HEMS) | 工事費用の20% | 2万円 | 2万円 |
| 宅配ボックス (BL認定品限定) | 工事費用の1/2 | 5万円 | 10万円 |
※助成金額は1,000円未満切り捨て。
※「分譲マンション」は管理組合が共用部分に設備を導入する場合の上限額。
分譲マンションの専有部分・ワンオーナーマンションは戸建て扱い。
※V2H・直管型LED・充電設備は事業所では対象外。
※工事費用の最低要件:税抜10万円以上(LED照明は税抜1万円以上、HEMS・充電設備は税抜5万円以上、V2Hは製品費用税抜10万円以上)。
💡 組み合わせ申請の試算例:電気自動車オーナーの最大ケース
| V2H(製品費用160万円の場合) ※160万円×1/4=40万円(上限) | 40万円 |
| 太陽光発電(4kW設置・工事費総額120万円) ※「4kW×5万円=20万円」と「工事費120万円」の低い方 | 20万円 |
| 充電設備1基(工事費9.4万円) | 7万5千円(上限) |
| 墨田区からの助成合計 | 67万5千円 |
※これに国(CEV補助金)・東京都(ZEV補助)を重複申請できます(ただし合計が実支出額を超えないこと)。
※建物ごとに各設備1回限りの申請。
断熱改修(窓)の注意事項:部屋単位で全窓改修が必要
V2Hで注意すべき2つの要件
- (一社)次世代自動車振興センターが補助対象機器として認定した充電器であること
- 電気自動車等の使用場所の住所と、 V2Hから供給される電力使用場所の住所が同一であること
申請の流れ(地球温暖化防止設備導入助成)
STEP 1:対象確認申請書等を窓口に直接持参する (着工の1か月前〜7営業日前の間)
郵送は不可・窓口への直接持参が必須です。 必要書類:対象確認申請書・製品カタログ・施工箇所の図面・ 見積書・着工前の写真(撮影日入り)など。 書類は一式揃えてから持参してください。
STEP 2:区から「対象確認通知」を受け取る
書類審査後に「対象確認通知」が届きます。 この通知が届いてから工事を着工できます。 通知が届く前に着工すると助成対象外になります。
STEP 3:工事着工・完了・支払い
工事内容に変更があった場合は、 変更着手前に必ず「工事変更届」を提出してください。 事前に変更届が提出されなかった場合、 助成を受けられない可能性があります。
STEP 4:「申請書兼工事完了届」を提出する(令和9年3月17日まで)
工事完了後に「申請書兼工事完了届」等を提出します。 令和9年3月17日までに区による書類審査に合格する必要があります。
STEP 5:助成金が口座に振り込まれる
書類審査合格後、助成金が指定口座に振り込まれます。
出典: 墨田区公式「地球温暖化防止設備導入助成制度」 および 令和8年度地球温暖化防止設備導入助成制度パンフレット(PDF) (2026年4月1日版)
制度②:防火・耐震化改修促進助成事業(旧耐震木造に最大100万円)
墨田区北部には、いまも老朽木造建築物が密集する地域があります。 昭和56年5月31日以前に建築された老朽木造建築物の 防火性能と耐震性能を同時に向上させる改修工事に対して、 上限100万円かつ工事費内を助成する制度です。
首都直下地震の切迫性が指摘される中、 「古い木造住宅に住んでいて耐震が心配」という墨田区民に直接刺さる制度です。 防火と耐震を一度にアップグレードする工事であれば、 1回で最大100万円の助成が受けられます。
対象区域(特定区域内が対象)
- 重点不燃化促進区域(沿道30mの区域)
- 延焼抑制上重要となる道路(沿道20mの区域): 向島橘銀座商店街・鳩の街通り商店街・コンニャク稲荷通り商栄会・ (旧)玉ノ井いろは通り商店街など
重要な注意事項
- 工事契約後・工事着手後の受付はできません (事前相談→申請→承認→工事という順番が必須)
- 宅地建物取引業者が改修する販売目的の建築物は対象外
- 助成は予算の範囲内において行われる
制度③:地球温暖化防止設備(次世代自動車)購入助成制度(令和8年度)
墨田区民がEV(電気自動車)・PHV(プラグインハイブリッド車)・ FCV(燃料電池自動車)を購入した場合に、 購入費用の一部を助成する制度です。 購入後の電子申請(事後申請)なので、 制度①の省エネ機器導入助成と異なり事前申請は不要です。
| 対象者 | 墨田区内に住民票がある方が区内に居住する住宅に設置する目的で 次世代自動車を購入したこと。 住民税を滞納していないこと。 |
|---|---|
| 納税証明の提出省略 | 令和7年1月1日時点で墨田区に住民票がある方は、 「同意書」の提出のみで区が納税状況を確認するため、 納税証明書の提出が不要です。 |
| 助成額 |
詳細は令和8年度パンフレット(PDF)を確認のこと (国・東京都の補助制度と併用可能) |
| 申請方法 | 電子申請(購入後) |
| 申請は1回限り | 同一の助成対象者について1回のみ申請可能 |
出典: 墨田区公式「地球温暖化防止設備(次世代自動車)購入助成制度」 (2026年4月1日更新)
他区のエコ助成との比較:墨田区の強みはどこか
これまでシリーズで取り上げてきた23区と比較した際の墨田区の特徴を整理します。
| 比較項目 | 中野区 | 北区 | 墨田区 |
|---|---|---|---|
| V2H(最大額) | ❌ なし | ❌ なし | ✅ 最大40万円 |
| 分譲マンション断熱 | 最大15万円 | 最大24万円 | ✅ 最大50万円 |
| 宅配ボックス | ❌ なし | ❌ なし |
✅ 最大5万円(戸建) 10万円(分譲管理組合) |
| 申請方式 | 事後申請(電子) | 事前申請(7開庁日前) |
事前申請 (7営業日前・窓口持参のみ) |
| 充電設備 | ❌ なし | ❌ なし | ✅ 7.5万円/1基 |
| 防火耐震改修(旧耐震木造) | ❌ なし | ❌ なし | ✅ 最大100万円 |
※2026年5月時点の各区公式ページ・公式PDFをもとに比較。 制度は変更される場合があります。
⚠️ 申請前に必ず確認:6つの落とし穴
落とし穴① 申請書類の窓口持参が必須(郵送は一切不可)
地球温暖化防止設備導入助成の「対象確認申請書等」は、 環境保全課の窓口へ直接持参することが必須です。 「郵送不可、郵送された場合は料金着払で返送します」と 公式PDFに明記されています。 他区で可能な郵送申請が墨田区では認められていません。
落とし穴② 令和8年度の様式は全て変更済み(旧様式は使用不可)
令和8年度から、対象確認申請書・工事変更届・工事完了届・請求書の すべての様式が変更されました。 過去にダウンロードして保管している様式は使用不可です。 必ず墨田区公式ページから令和8年度版の様式をダウンロードしてください。
落とし穴③ 工事内容変更の際は事前に「変更届」が必要
承認を受けた後に工事内容に変更が生じた場合は、 変更工事に着手する前に必ず「工事変更届」を提出してください。 「助成と関係ない部分の工事であっても、当初の見積書に記載されている工事に変更がある場合は、 変更内容がわかる書類が必要です」と公式に明記されています。 事前に提出されなかった場合、助成を受けられない可能性があります。
落とし穴④ 断熱改修・遮熱塗装は「各1回限り」(建物ごとに通算)
建築物断熱改修(断熱材・窓のいずれも)と遮熱塗装は、 「建築物断熱改修で本助成を受けたことがある場合は対象外」と 明記されています。 以前に断熱材助成を受けた建物は、 今度は窓の断熱改修でも助成を受けられません。 建物単位での通算で1回限りと認識してください。
落とし穴⑤ 見積書は「一式表記」では受付不可
提出する見積書は「内訳・型番・数量の記載があるもの」が必須です。 「遮熱塗装一式100万円」等の一式表記では受付できません。 業者に依頼して機器本体費・付属機器費・設置工事費を明記した内訳書も添付してください。
落とし穴⑥ 予算に達した時点で早期受付終了
「予算額に達した場合はその時点で申請受付を終了します」と 公式に明記されています。 申請期限は令和9年2月26日ですが、 それより早く終了する場合があります。 工事着工予定が定まったら速やかに対象確認申請書を提出してください。
よくある質問
Q. マンションの管理組合として断熱改修を申請する場合、どんな書類が追加で必要ですか?
管理組合として申請する場合は、個人の書類に加えて以下が必要です: ①管理規約(表紙・共用部分の定義と範囲が分かる部分・物件名・所在地・建物概要)のコピー、 ②申請者が管理組合の代表(理事長)であることが分かる資料(理事長選任の議事録等)、 ③議案・議事録(対象設備の導入にあたって、理事会等で承認されたことが分かる資料)。 事前に環境保全課(03-5608-6207)に確認することをお勧めします。
Q. 国の補助金(CEV補助金)と墨田区のV2H助成を両方申請できますか?
できます。墨田区の地球温暖化防止設備導入助成は、 国・東京都の補助制度と併用することができます。 ただし「区の助成金額と他の補助金額の合計額が実支出額を超えないこと」が条件です。 超える場合は、実支出額から他の補助金を差し引いた額(1,000円未満切り捨て)が助成金額となります。
Q. 宅配ボックスの助成を受けるために必要なBL認定とは何ですか?
BL認定とは、(一財)ベターリビングが定める 「優良住宅部品認定」のことです。 一定の品質・性能基準を満たした宅配ボックスに付与されます。 購入予定の宅配ボックスがBL認定を受けているかどうかは、 ベターリビングの公式サイトで確認できます。 申請時にはBL認定を受けていることが確認できる資料(ホームページ画面の印刷等)が必要です。
Q. 防火・耐震化改修助成は昭和57年以降に建てられた建物でも対象になりますか?
対象は「昭和56年5月31日以前に建築された老朽木造建築物」です。 昭和56年6月以降(新耐震基準)に建築された建物は対象外です。 ただし対象区域内の建物かどうかも要件のため、 まず不燃・耐震促進課(03-5608-6268)に問い合わせて事前相談を受けてください。
Q. 建物の所有者が複数います。誰が申請できますか?
建物の所有者が2人以上の場合は、1名が代表して申請者になりますが、 他の建物所有者から申請者へ助成金手続きを委任する 「委任状」(区の様式あり)が必要です。 建物登記事項証明書も必要になります。
お問い合わせ先
【地球温暖化防止設備導入助成・次世代自動車購入助成の問い合わせ・申請】
墨田区 環境保全課 環境管理担当
📞 電話:03-5608-6207
📧 メール:KANKYOU@city.sumida.lg.jp
📍 所在地:〒130-8640 東京都墨田区吾妻橋1丁目23番20号 墨田区役所12階
🌐 墨田区公式「地球温暖化防止設備導入助成制度」 (2026年4月1日更新)
⚠️ 申請書類の提出は窓口への直接持参のみ(郵送不可)。 工事着工の1か月前〜7営業日前に持参してください。
【防火・耐震化改修促進助成の事前相談・問い合わせ】
墨田区 都市計画部 不燃・耐震促進課 不燃化・耐震化担当
📞 電話(不燃化):03-5608-6268(直通)
📞 電話(耐震化):03-5608-6269(直通)
📠 FAX:03-5608-6409
📧 メール:FUNENTAISHIN@city.sumida.lg.jp
📍 所在地:〒130-8640 東京都墨田区吾妻橋1丁目23番20号 墨田区役所9階
⚠️ 申請前に必ず事前相談が必要です。 対象区域かどうかの確認も含めて事前にご連絡ください。
本記事の情報は墨田区公式ホームページおよびPDFパンフレットをもとに作成しています (地球温暖化防止設備導入助成:令和8年度パンフレット2026年4月1日版、 次世代自動車購入助成:2026年4月1日更新)。 制度の詳細・最新情報は必ず公式サイトまたは窓口でご確認ください。


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